Kotlin用のApache POIのラッパーです。皆さん大好きなExcelをできるだけ簡単にアクセスできるように考えています。
このライブラリーはGExcelAPIから影響を受けて作成しています。
シートから、セル名かセルのインデックスを指定してCellオブジェクトを取得することができます。 セルオブジェクトからのデータの取得には型が必要なので、toInt、toDouble、toStr等のメソッドで値を取得します。 データのセットの場合には型が自明なため、「=」でExcel上に値をセットできます。
使い方の基本としては、拡張関数を使用しているため link.arata.kexcelapi.*
パッケージをimportします。
import link.webarata3.kexcelapi.*
これだけで準備は完了です。これで、次のようにExcelへアクセスできます。
// 簡単にファイルオープン、クローズ
KExcel.open("file/book1.xlsx").use { workbook ->
val sheet = workbook[0]
// セルの読み込み
// セル名でのアクセス
println("""B7=${sheet["B7"].toStr()}""")
// セルのインデックスでのアクセス [x, y]
println("B7=${sheet[1, 6].toDouble()}")
println("B7=${sheet[1, 6].toInt()}")
// セルの書き込み
sheet["A1"] = "あいうえお"
sheet[3, 7] = 123
// ファイルの書き込みも簡単に
KExcel.write(workbook, "file/book2.xlsx")
}
Mavenのリポジトリ(Gradleの設定)は次のとおりです。
dependencies {
compile 'link.webarata3.kexcelapi:kexcelapi:0.5.1'
}
MIT